スピリタスは、夏の針葉樹林の香りや南カリフォルニアの海風の香り、クリスマスの炭の香りなど、自然の香りを思い起こさせるエッセンシャルオイルディフューザーとしての機能を持つだけでなく、デジタルクロックとしての機能も兼ね備えています。その美しいデザインは、まるでアートオブジェクトのようで、インテリアとしても楽しむことができます。
スピリタスは、マットブラックのABSプラスチック製のケースに赤いLEDライトが組み込まれており、その光はケースを通してゆっくりと放出され、落ち着きのある雰囲気を作り出します。また、4つの時間設定機能(30分、60分、120分、180分)と300ミリリットルのタンク、ささやきのように静かな機能を備えています。
スピリタスの特徴的な点は、その操作性と機能性にあります。アラーム機能を持つこのディフューザーは、朝、目覚めのコーヒーの香りで一日をスタートさせることができます。また、就寝前のリラクゼーションタイムを作るためのリチュアルを促し、ラベンダーやユーカリなどの好きなエッセンシャルオイルを空気中に拡散することで、部屋をリフレッシュし、不安感を軽減する助けとなります。
スピリタスは、2019年1月から2021年1月までの2年間、プラハで開発されました。そのデザインは、A' Furniture Design Award 2021でIron賞を受賞し、その実用性と革新性が評価されました。
スピリタスは、時間と香りを同時に楽しむ新たなライフスタイルを提案する、ヴァディム・キバルディンの革新的なデザインです。自然の香りを楽しみながら、時間を過ごすことのできるこのデジタルアロマディフューザークロックは、新たなライフスタイルを提案します。
プロジェクトデザイナー: Vadim Kibardin
画像クレジット: Photographer Nidrabik Midav, Variations, 2020
プロジェクトチームのメンバー: Vadim Kibardin
プロジェクト名: Spiritus
プロジェクトのクライアント: Vadim Kibardin